皆さんカメラは買いましたか?
子供の笑顔や思い出を残すなら、やっぱりスマートフォンではなく『カメラ』がオススメです。
大きくて持ち出すのは大変ですが、一度その綺麗な写真を知ってしまうと、カメラで撮りたくなるはずです。
少しずつ慣れてくると、M(マニュアル)モード挑戦したくなると思います。
しかし、いざ挑戦してみると設定の基準がわからず、適当に設定すると真っ黒や真っ白な写真になってしまうことはありませんか?
さらに、そこから元の状態(ちゃんと撮影できる状態)に戻れなくなる人もいるのではないでしょうか?
僕も初めてM(マニュアル)モードを使ったときは、真っ黒や真っ白になってしまい、そこから戻れませんでした。。。
今回は、そんなM(マニュアル)モードで真っ黒や真っ白になってしまった場合の対処法について、紹介していきます。
結論ー落ち着いて1つずつ確認ー
初めてのM(マニュアル)モードで、写真が真っ黒や真っ白になっても落ち着きましょう。
落ち着いて1つずつ確認すれば、元の状態に戻せます。
- レンズフードは外したか
- シャッタースピードは適切か
- 絞り(F値)は適切か
- ISO感度は適切か
僕も初めは真っ黒や真っ白になり、かなり焦りました。
調べてもネットに書いてあることが理解できずに、M(マニュアル)モードを使うのが怖くなりました(笑)
しかし、今ではM(マニュアル)モードでも撮影できるようになったので、少しづつ理解していきましょう!
M(マニュアル)モードとは
カメラには撮影モードがいくつか用意されています。
代表的な撮影モードは、5つあります。
- Auto(オート)モード
- P(プラグラムオート)モード
- AもしくはAv(絞り優先)モード
- TもしくはS(シャッタースピード優先)モード
- M(マニュアル)モード
いくつか用意されているモードの一つがM(マニュアル)モードになります。
M(マニュアル)モードは、カメラの撮影するときの設定を全て自分で選択することができるモードです。
カメラが決めてくれないので、自分で判断して設定する必要があります。
初めは難しいかもしれませんが、自分の撮りたい写真を撮るには使えるようになるのは必須であると思います。
なので、M(マニュアル)モードに挑戦した皆さんは素晴らしいです!
一つずつ設定の内容を理解して、自分のイメージした写真を撮れるように頑張りましょう!
今回は、細かい設定値の内容説明は省きます。
とりあえず真っ黒と真っ白になってしまう状態から脱しましょう。
撮影すると真っ黒・真っ白になってしまう対処法
初めてM(マニュアル)モードで撮影したときに、写真が真っ黒や真っ白になった場合の対処法です。
僕は初めてM(マニュアル)モードを使用して、真っ白になったときはかなり焦りました。
そして、元に戻せなくなりました(笑)
皆さんもそのような経験があるのではないでしょうか?
M(マニュアル)モードでも、ポイントを押さえてしまえば簡単に撮影できるようになります。
自分の思い通りに撮影ができるので、是非挑戦していただきたいです!
写真が真っ黒・真っ白になる場合の4つのチェックポイント
M(マニュアル)モードで写真が真っ黒・真っ白になる場合の対処法のポイントは、4つになります。
- レンズカバー
- シャッタースピード
- 絞り(F値)
- ISO感度
これだけです。
この4つを適正にすることで、元の状態に戻すことが可能です。
①レンズカバー
写真が真っ黒になる場合に、意外と見落としがちなのが『レンズカバーの外し忘れ』です。
そんな馬鹿な、と思う人もいるかもしれませんが、僕も未だにレンズカバーを付けたままカメラを構えることがあります(笑)
写真が真っ黒になる場合は、一度確認してみましょう。
②シャッタースピード
ここからは本格的にカメラの撮影設定になります。
しかし、安心してください。
項目を選択して、ダイヤルを回して設定するだけなので、簡単にできます。
初めに設定を確認するのは『シャッタースピード』です。
簡単にシャッタースピードを説明すると、『光を取り込む時間』を決める部分です。
光を取り込む時間なので単位は『秒(s)』になります。
設定できる範囲は、『カメラ』の能力によって決まります。
数値が小さいほど写真が暗くなり、数値が大きいほど写真が明るくなります。
シャッタースピードは、カメラの設定画面のこの部分です。(カメラによって、多少変わります)
写真が真っ黒になる場合は、この数値が『1/8000』等小さくなっている可能性があります。
光を取り込む時間が極端に短いと暗くなるので、とりあえず『1/100』くらいに設定しましょう。
写真が真っ白になる場合は、この数値が『10』等大きくなっている可能性があります。
光を取り込む時間が長いと白くなるので、こちらもとりあえず『1/100』くらいに設定しましょう。
この設定でも改善されなかった場合は、次のステップに行きましょう。
③絞り(F値)
次に確認するのは『絞り(F値)』です。
簡単に絞り(F値)を説明すると、『ピントを合わせる深さ(奥行)』を決める部分です。
数値が小さいほどピントを合わせる深さが『浅く』なり、『背景がぼけた写真』を撮影できます。
また、光を取り込む窓が大きく開いた状態になります。
そのため、写真が白くなりやすいです。
数値が大きいほどピントを合わせる深さが『深く』なり、『背景までしっかりわかる写真』を撮影できます。
また、光を取り込む窓が小さく開いた状態になります。
そのため、写真が黒くなりやすいです。
この絞りの設定できる値の範囲は『レンズ』に依存します。
絞り(F値)はカメラの設定画面のこの部分です。(カメラによって、多少変わります)
写真が真っ黒になる場合は、この数値が『16』等大きな数値となっている可能性があります。
数値が大きいと光を取り込む窓が小さく開いた状態になり、光を取り込む量が少なくなります。
そのため、数値を小さく『4』くらいに設定しましょう。
『4』がない場合は『4.5~8』の間に設定しましょう。
写真が真っ白になる場合は、この数値が『1.2』等小さな数値となっている可能性があります。
正直このようなレンズはかなり高額なので、このようなレンズを初心者の方が持っているとは思いませんが、一応説明します。
数値小さいと光を取り込む窓が大きく開いた状態になり、光を取り込む量が多くなります。
そのため、数値を大きく『4』くらいに設定しましょう。
この設定でも改善されなかった場合は、最後のステップに行きましょう。
④ISO感度
最後に確認するのは『ISO感度』です。
ISO感度は『イソ感度』や『アイ・エス・オー感度』と呼びます。
簡単にISO感度を説明すると、『カメラの光を取り込むセンサーの感度』です。
正直説明がちょっと難しいですが、カメラで強制的に明るくしているようなイメージです。
数値が小さいほど『写真が暗く』なり、数値が大きいほど『写真が明るく』なります。
しかし、数値を大きくするほど写真に『ノイズ』というものが発生しやすくなり、ザラザラした見た目の写真になってしまいます。
このISO感度の設定できる値の範囲は『カメラ』の能力に依存します。
ISO感度はカメラの設定画面のこの部分です。(カメラによって、多少変わります)
写真が真っ黒になる場合は、室内等の暗い環境での撮影で、ISO感度が『100』等低い数値になっている可能性があります。
暗い場所ではISO感度の数値を少し大きくしましょう。
数値は『400~3200』で調整してみましょう。
それでもまだ暗い場合は、もっと数値を上げてみてください。
写真が真っ白になる場合は、特に屋外等の明るい環境の撮影で、ISO感度を『3200』等高い数値になっている可能性があります。
明るい場所での撮影はISO感度の数値を小さくしましょう。
数値は『100~800』で調整してみましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
真っ黒や真っ白になってしまう状態から脱出できましたか?
もし出来ていない場合は、一度ISOの設定値を『AUTO』にしてみると良いです。
そして、1枚撮影した後にISOの値を確認してみてください。
数値が高い場合は、シャッタースピードが速い(1/1000等)か絞り(F値)が低い(16等)の可能性があります。
シャッタースピードとF値を少し調整してみると良いです。
これまで簡単に『シャッタースピード』、『絞り(F値)』、『ISO感度』の設定する数値を紹介しました。
しかし、実際には撮影する環境(明るさ)によって、適切な数値は変わってきます。
なので、自分の理想とする1枚を撮影するために、写真の明るさ(露出)を決める3要素である『シャッタースピード』『絞り(F値)』『ISO感度』を勉強しましょう。
きっと皆さんもすぐに理解して使いこなせるようになるはずです!
一緒にママに褒められる写真を沢山撮りましょう!!!